【2023年2月期】住宅ローン最新金利
住宅ローンの最新金利情報をお伝えさせて頂きます。
なお地域や審査、購入状況によって金利等や融資条件が変わりますので参考までにして頂けたらと思います。
※主に大阪、奈良、和歌山、兵庫、京都
※ローンシュミレーション条件:資金計画4,000万、借入10割、期間35年、金利変動なし
【変動金利】
金 利 0.39%(ZEH住宅で▲0.05%)
総利息 約280万円
月支払 101,901円
金 利 0.389%
総利息 約279万円
月支払 101,883円
金 利 0.375%
総利息 約268万円
月支払 101,639円
金 利 0.349% ※2023年3月31日までのキャンペーン
総利息 約272万円
月支払 101,726円
金 利 0.325% ※手数料定率プラン
総利息 約232万円
月支払 100,770円
【固定金利】フラット35
9割融資以上(10割融資)
金 利 1.94% ※前月比+0.2%
総利息 約1,686万円 ※前月比+約173万円
月支払 135,397円 ※前月比+4,121円
9割融資以下(9割融資、1割頭金)
金 利 1.88% ※前月比+0.2%
頭 金 400万円(借入額3,600万円)
総利息 約1,316万円 ※前月比+153万円
月支払 117,049円 ※前月比+3,621円
【住宅FP新谷の所感】
2月期の最新金利です。
短期プライムレートと連動する変動金利においては、先月より変わらず過去最高の低金利状況が続いております。
対して長期金利と連動する固定金利であるフラット35の金利は、前月比0.2%も上昇している。
借入額によっても変わるが、総返済額が100万以上増えてしまう。
その要因としては、やはり長期金利が上昇したことによる影響が大きいと思われます。
年末12月に日銀が「プラスマイナス0.25%」から「プラスマイナス0.5%」へ長期金利の変動許容幅を拡大したことの影響もあり
債券市場で国債が売られ、金利が大きく上昇しました。
先月13日では、一時0.545%と日銀が上限とする「0.5%程度」を上回った。
ここで固定金利の動向を読み解く為に抑えておきたいのが、
国債の売買における金利変動の仕組です。
『長期金利の指標となる新発10年物国債利回りと連動する』ということです。
●国債が売られて値下がりすると、金利が上がる
●国債が買われて値上がりすると、金利が下がる
▼参考▼
住信SBI(10年国債チャート)
この仕組みを理解することで、一連のニュースに対しての理解と住宅ローンの関係が見えてくるかと思います。
改めて今回については、
債券市場において、国債が大量に売られたことにより金利が上昇し過ぎてしまい、
日銀が基準値の0.5%に抑え込もうと日銀自身が国債を大量購入したことになります。
とは言え金利上昇したことには変わらず、
依然市場では、金利が上がっていくと考えられている傾向は強い印象。
そのことから固定金利であるフラット35も前月比0.2%ということで金利が上昇したことになります。
まだまだ固定金利が上がっていく可能性がありますので、
本当に固定金利で住宅ローンを組んだ方が良いのかは、しっかり変動金利のリスク面と試算することをオススメします。
FP Lab Route10 住宅ファイナンシャルプランナーは、
このような住宅ローンの選び方や自分にあった住宅ローンを見つけるお手伝いをおこなっております。
今回のランキング金利は、最大優遇金利となりますので、
審査次第で金利は変わりますのでご注意ください。
また、金利が低いだけが住宅ローン選びではないので、
その他家づくり計画とライフプラン計画に合っている銀行選びが大事になってきますので、よく検討してご判断いただけたらと思います。