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コラム

2023年3月|Route10|住宅ローン|最新金利|住宅FP|ファイナンシャルプランナー
コラム

【2023年3月期】住宅ローン最新金利

大阪で活動する住宅に強いファイナンシャルプランナー事務所FP Lab Route10 の住宅FP新谷です。

住宅ローンの最新金利情報をお伝えさせて頂きます。
なお地域や審査、購入状況によって金利等や融資条件が変わりますので参考までにして頂けたらと思います。
※主に大阪、奈良、和歌山、兵庫、京都
※ローンシュミレーション条件:資金計画4,000万、借入10割、期間35年、金利変動なし

【変動金利】

 

5位::住信SBIネット銀行(REAL)

金 利 0.39%(ZEH住宅で▲0.05%)
総利息 約280万円
月支払 101,901円
 

4位:auじぶん銀行

金 利 0.389%
総利息 約279万円
月支払 101,883円
 

3位:みずほ銀行

金 利 0.375%
総利息 約268万円
月支払 101,639円
 

2位:PayPay銀行

金 利 0.349% ※2023年3月31日までのキャンペーン
総利息 約272万円
月支払 101,726円
 

1位:中国銀行

金 利 0.325% ※手数料定率プラン
総利息 約232万円
月支払 100,770円
 

 

【固定金利】フラット35

 

9割融資以上(10割融資)

金 利 2.22% ※前月比+0.08%
総利息 約1,756万円 ※前月比+約70万円
月支払  137,065円  ※前月比+1,668円

9割融資以下(9割融資、1割頭金)

金 利 1.96% ※前月比+0.8%
頭 金 400万円(借入額3,600万円)
総利息 約1,377万円 ※前月比+61万円
月支払  118,516円 ※前月比+1,467円

 
 

【住宅FP新谷の所感】

 
3月期の最新金利です。

変動金利は引き続き過去最高の低金利状況が続いておりますが、
固定金利であるフラット35は、金利が上昇し続けております。

その要因としては、10年国債金利の上昇が顕著であることが大きいと言えます。
同様に変動金利も上昇するのではと言われてますが、
日銀次期候補の植田さんの示す方針は、これまでのマイナス金利自体は継続すると発表されてます。

つまり貸出金利は、実体経済とするインフレが起きない限り金利を上げれないという解釈になってきますので、
当分は上がりにくいという考察が出来ると思います。

その中、原材料高騰で住宅価格が上昇していることもあり、
今のフラット35の金利を加算すると
そもそも購入が難しくなったり返済計画において他のライフイベントにシワ寄せが発生してしまう可能性がある為、
安易にフラット35を選ぶのは現時点で得策とは思えないと思います。

変動と固定の金利差を埋めるとなると
変動がどれぐらい金利上昇しないといけないと考える必要があります。

当初金利0.5%でスタートしたとなると
下記の通り5年毎に金利0.88%上昇することで35年の総額がトントンになります。

・ 6年目:1.38%
・11年目:2.26%
・16年目:3.14%
・21年目:4.02%
・26年目:4.90%
・31年目:5.78%

貸出金利とする店頭金利を導き出すには、この実行金利に優遇金利を加算する必要が出てきます。
この金利に約1.9%加算すると下記のような金利になってきます。

・ 当初:2.40%(20年以上ほぼ変動なし)
・ 6年目:3.28%
・11年目:4.16%
・16年目:5.04%
・21年目:5.92%
・26年目:6.80%
・31年目:7.68%

7.68%というのは、バブル絶頂期の金利となりますので
日銀の考え方は、このような収入面等の好景気にならないと金利を引き上げれないということになります。

この時代の学資保険は、100万円を預けると10年後に200万円になって戻ってくるインパクトのある金利と好景気状況です。
このような景気に向かうことで初めて金利が上昇できる局面だと言えます。

普段お仕事されている方にとっては、
ここ10年間でそんな景気に入るイメージは難しいと思われるのではないでしょうか?!

ただ20年以降は本当にどうなっているか分かりませんので、
全く上がらないという考察はナンセンスかと思います。

しかしながら20年以降に金利が上昇してもダメージが少ない事実もあります。
なぜかというと20年間元金を返済していることで残額が少なくなっている為、
利息額負担が少ないと言えます。

当初4000万円に金利5%と20年後の2000万円に金利5%だと
毎月負担でも20年後の月額の方が約4万円ほど低くなります。

変動金利と固定金利、どちらを選ぶにあたっても
キチンと比較シュミレーションをおこない自分にあっている方で
資金計画をしていくことをオススメいたします。
 
 

【ご相談承っております】

FP Lab Route10 住宅ファイナンシャルプランナーは、
このような住宅ローンの選び方や自分にあった住宅ローンを見つけるお手伝いをおこなっております。

今回のランキング金利は、最大優遇金利となりますので、
審査次第で金利は変わりますのでご注意ください。

また、金利が低いだけが住宅ローン選びではないので、
その他家づくり計画とライフプラン計画に合っている銀行選びが大事になってきますので、よく検討してご判断いただけたらと思います。
 

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